ABEJA Arts Blog

ABEJAが追求する「テクノプレナーシップ」。その精神を体現する感性、技術、人を発信していきます。

急増するメンバーの名前と顔が一致しない。なんかいい方法ない...?ということで。“テクプレたちの遊び場” ABEJA Hackday#1

仕事はしない。まる1日ハッカソン

「日々の業務に忙殺されていませんか?」

とある朝会のメンバーからの問いかけで、ドキリ、とする社員たち。

国籍や性別にとどまらず、技術、ビジネスの素養を持った個性あふれるメンバーがABEJAには沢山集まっています。自分の役割に境界を設けず、興味を追求する多彩なメンバーが力を合わせて、一つのテーマに向き合うからこそ生まれる面白いアイディアがあるはず。

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有志で集ったABEJA Hackday運営メンバーが告知

しかし、日々の忙しさを言い訳に、発想の幅を広げる純粋に楽しむアウトプットが足りていないのでは?という思いを持っていた有志が中心となり、思い切って丸1日を確保して「ABEJA Hackday #1」が企画されました。

またの名を、”テクプレ*1たちの遊び場”。

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ABEJA Hackdayのコンセプト”テクプレたちの遊び場”

今回のお題は「メンバーの顔と名前が一致しない問題を解決せよ」

ABEJAでは最近、業務形態問わず、続々と新しいメンバーが入社しています。そこで生じるのが「メンバーの顔と名前が一致しない問題」。「あれ、この人誰だっけ...?」、「どんな仕事をしている人なんだろう...?」。急拡大するスタートアップでは「あるある」かもしれません。

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ABEJA Hackday #1で解決するお題

これまでの「当たり前」に囚われない、ナナメ上の発想を大切にするABEJAでは、普段の仕事で関係している人だけにかかわらず、一見業務の関係が薄そうなメンバーとも円滑にコミュニケーションを取り、繋がることで、インスピレーションが生まれる機会を持つことが重要だと考えています。 様々なバックグラウンドを持ったメンバーがいるにも関わらず、こんなにもったいない事はありません。

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開催当日、アイディアの方向性を共有する各チーム

そこで、今回のABEJA Hackday#1では、この「メンバーの顔と名前が一致しない」というお題を出しました。各チームで課題を話し合い、解決のアイディアを発表することを目指しました。

思わず感嘆、その手があったか!....なアイデアが続々と。

丸一日とはいえ、開発できるのは実質6時間。限られた時間を有効に使うために、事前にランチセッションを行い、課題の本質や解決方法の方向性をすり合わせて当日を迎えました。ABEJA Singaporeのメンバーもリモートで参戦。

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開催当日、開会の様子。
当日はABEJAの行動姿勢”Technopreneurship”にちなんだ「Best Demo Prize」「Best Pitch Prize」「Best Crazy Prize」、Adminで取り入れたいアイディアを称賛する「CAO Prize」の4つの賞に向かって、各チームが競いました。

各チーム全く異なる視点でユニークな解決策を提示していて選びきれない!というのが正直な感想でしたが、以下では、賞を受賞したチームのアイディアを紹介します。

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ABEJAの行動姿勢”Technopreneurship”にちなんだ各賞の紹介

―― 完成度に拍手!顔認証で社内ネットワークを可視化し、社内コミュニケーションを活性化。

Best Demo Prize受賞、チーム名:Team G:、サービス名:Awesome Communicator

テクノロジーでインパクトのあるデモを作り込んだチームに与えられる「Best Demo Prize」を受賞したのは、チームGのサービス「Awesome Communicator 」。

カメラでメンバーの顔を認識し、誰と誰が近くにいるか?をネットワークのかたちで可視化します。そして、可視化したネットワークを元に、つながりのない人とのランチの機会を提案してくれます。顔認証はAIプラットフォーム「ABEJA Platform」を用いて実装し、6時間という限られた時間内で完成度の高いデモを開発しました。

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Awesome Communicator のコンセプト。
そもそもみんな誰とよく話しているか、関係性が深いか、を認識できていないのでは?という前提に立ち返った点が、他チームとの着眼点の違いでした。
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Awesome Communicator のデモイメージ。

―― ありそうでなかった!Slackで気軽に「誰が、誰じゃ?」を教えてくれる。

Best CAO Prize・Best Pitch Prize、チーム名:Team D、サービス名:DAREJA

人間関係を深めるためのコミュニケーションを”広く浅く”、”狭く深く”という2つに分類するとすれば、今のABEJAに足りないのは広く浅くコミュニケーションを取るアプローチーーという仮説から始めたTeam D。働き方が多様化し、ABEJAが「会社」から「互いが刺激し合う人のつながり」へと変化する中で、つながりを支える基盤として「DAREJA」を開発しました。

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DAREJAのコンセプト。
DAREJAの使い方はとても簡単。Slack上のチャンネルで、”@name”と投稿すると、誰なのか知りたい人の顔写真と、名前、属性情報を教えてくれます。さらには、趣味などの項目を投稿すると、共通の趣味を持った人を教えてくれるので、コミュニケーションのきっかけを作ってくれます。今後は、自分で新しい情報を付け足すこともできるようになるとのこと。
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DAREJAのデモイメージ。

シンプルながらも、身近なコミュニケーションツールSlackを使って手軽に情報を探しにいけるという、すぐ実用化できそうなアイディアが評価され、「Best CAO Prize」を受賞。また、ロジカルなプレゼンの後に、チームメンバーが利用の場面をショートコントで再現するというユニークなピッチで会場を沸かせ、「Best Pitch Prize」もダブル受賞しました。

―― そうきたか!個性あふれる選曲・キャッチコピーで、自分を覚えてもらおう。

Best Crazy Prize、チーム名:Team F、サービス名:Sola

顔と名前を覚えてもらえないのは、各メンバーの発信が足りないからでは?という逆転の発想から攻めたTeam F。他チームが顔写真や名前などの視覚情報を使って解決を試みる中、「強烈な印象を残すことで、人物特定の精度を劇的に向上させる次世代あいさつ手法」をコンセプトに、聴覚や感情に訴えかける「Sola」を考案しました。

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Solaのコンセプト。
まず、入社の時点で、好きな入場曲とキャッチコピーを決定。すると、毎朝出社時に、オフィスの入り口で選んだ曲、キャッチコピー、挨拶が放送されるというサービス。また、リモートで業務している人のために、Slack上でアクションをすれば、同じように個人の曲、キャッチコピー、挨拶が読み上げられます。選曲等にメンバーの個性が出る点もポイントです。
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Solaのデモイメージ動画。出社時に、個人の曲、キャッチコピー、挨拶が流れる。

将来的には入り口でメンバーの顔をカメラが認証すると、自動的に曲を再生し、Slackにも投稿される仕組みを目指しているそう。聴覚、感情に訴えかけるという、他チームとひと味違った解決策で「Best Crazy Prize」を受賞しました。

自分のできることを広げ、日々アウトプットを大切に。

当日はデモの開発はもちろん、コンセプトを分かりやすく伝える動画を作成したり、他チームへサービスの営業を始めるメンバーや、サービス利用規約を作るメンバーまで、自分の得意を活かしながらチームに貢献し、形にしていく姿が印象的でした。

まずは、自分のできることでアウトプットをすること。そして、周囲に刺激を受けながら、新しい領域のインプットを増やし、どんなものでもいいから形にすることで、自分の可能性をさらに広げ、新しい発想につなげていくーー。

一見、あたり前のことかもしれませんが、その大切さを改めて噛み締めさせてくれる、「形にするのって楽しい!」というピュアな気持ちを思い出させてくれる、そんなABEJA Hackdayでした!

もしかしたら、今後外部向けにも仕掛けていくかも...? お楽しみに!

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*1:“ゆたかな世界”とは何かを問う「リベラルアーツ」と、”ゆたかな世界”を実装する「テクノロジー」。この2つをアントレプレナーシップによって循環し、推進する行動姿勢をABEJAでは「テクノプレナーシップ」と呼んでいます。略して「テクプレ」。